ILCC が設立された1976年は、私が尊敬する緒方貞子さんが日本女性としてはじめて国連公使になった年です。当時はまだ珍しかった帰国子女や留学経験のある、いわゆるバイリンガルの女性集団が、語学と海外経験を生かして「人の役に立ちたい｣という夢と志を持って会社を創り出発しました。40年近く経った今でも、この志は受け継がれています。
少子高齢化で日本のマーケットが縮小し、交通・通信の発達で急速に進むグローバリゼーションの流れのなかで、これまでは国内市場だけでビジネスをしてきた企業、団体、個人が、世界と協働する時代を迎えました。グローバル・コミュニケーションと一口に言っても、言葉はもとより、文化、慣習等の差異を乗り越えることは容易ではありません。そうした差異を乗り越え、意思を通わせ理解し合うには、「人の役に立ちたい」という私たちILCC の志、あなたのために伝えたいという心こそが、グローバル・コミュニケーションの鍵だと確信します。私たちILCC の高いプロフェッショナル・スキルと、「人の役に立ちたい」という思いを基礎に置いた各種のコミュニケーションサービスが、皆さまのグローバル・ビジネスのお役に立てますことを願ってやみません。株式会社インターナショナル ランゲージ アンド カルチャーセンター
代表取締役 　宮川 敬子